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黄疸が大人に出たら?大人の黄疸に潜む5つの病気とは?

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顔色や白目が黄色っぽい人のことを黄疸が出ていると言います。
ここを読んでらっしゃるということは、あなた自身か周りの方に黄疸が出ているということかもしれませんね。
黄疸が出ると肝臓が悪いという話を聞いたことはあるとおもいます。

それはただ単にお酒の飲みすぎということだけなのでしょうか?
今回は黄疸に隠された病気について説明していきます。

 

黄疸が出る理由

そもそも黄疸とは何故出るのでしょうか?肝臓と顔色が黄色くなることの関係は何でしょうか?
では、まず肝臓が普段どのように働いているのかを見ていきましょう。
肝臓とは体中の毒素、例えばアルコールや体から出る老廃物などを解毒し、脂肪分を分解する助けになる消化液胆汁
を分泌する臓器です。
つまり、肝臓が悪くなるということは体の解毒作用が弱くなり、脂肪分をうまく体が吸収できなくなると考えられますね。
肝臓が悪くなると、肝臓が処理するべき毒素の一つビリルビンというものがうまく処理されなくなります。
これを処理できなくなると、体の中に毒素であるビリルビンが溜まるということになります。
ビリルビンには黄色の色素がありますので、体に溜まり皮膚や白目に沈着する事で黄色く見える黄疸となるのです。

 

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黄疸が出る原因

肝臓が悪くなることで、黄疸がでるということが何となくわかってきたかと思います。
では、黄疸の原因であるビリルビンが溜まるのはどういった病気が関係しているのでしょうか?
1.急性肝炎
2.肝癌
3.胆管結石
4.すい臓がん
5.溶血
主に考えられる5つの病気を挙げました。

さて、肝臓が悪くなるから黄疸になるのに、どうしてすい臓や、血液の病気も黄疸に関係しているのでしょうか?順に説明していきましょう。
1と2は、肝臓自体が悪くなっている状態ですね。
処理するべきビリルビンが肝臓にきてもそれを処理する力自体がないということです。
この場合は、肝臓自体を治療しないといけません。
急性肝炎の場合は、抗生物質の点滴による投与などで完治しますが、肝臓癌の場合、治療は困難になります。
3と4は、肝臓自体は機能していても処理した後のビリルビンを流す管胆管に問題がある状態です。
胆管のつまりを解消する事で正常に戻すことができます。
結石の場合は内視鏡による結石の除去手術が主流です。

さて、ここですい臓癌が胆管のつまりに関係しているのは何故かという疑問があると思いますが、実は胆管は途中ですい臓が出す消化液の膵液を流す管膵管と繋がって一つの管となっています。

このため、膵管に癌があり胆管とのつなぎ目を塞いでしまうと結石と同じように胆汁を流れなくさせてしまうのです。
5は、血液の病気です。
免疫系の異常で赤血球が大量に破壊されるとビリルビンが老廃物として作られてしまいます。
そう、ビリルビンとは赤血球が分解された時にできる老廃物の一つなのです。
なので、血液に異常があるとビリルビンが大量に作られることになるので肝臓が処理できる限界を超えてしまい黄疸となります。

 

おわりに

大人に黄疸が出るとさまざまな病気が隠されている可能性があるということが分かりました。
赤ちゃんの黄疸は生理的なもので体の成長と共に消えていくものなので、大人に黄疸が出ても自然と治まることがあると思ってらっしゃる方もいるかと思います。

しかし、大人の場合は自然と消えることはないと言ってもいいでしょう。
癌のリスクもありますので、黄疸が出ているようならすぐにでも医師に相談したほうがよいでしょう。

 

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