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黄疸はどんな病気?肝臓、膵臓、血液の異常のサイン!

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顔色や白目が黄色っぽくなることを黄疸と言います。
黄疸は、病気のサインであり放置しておくと重症化してしまうこともあるので、黄疸がでたらできるだけ早く病院へ受診する必要があります。

黄疸がでることで推測される病気は、主に肝臓とすい臓の病気と言われています。
ここでは、黄疸とは体にどんな変化があって起こるのか、またどんな病気になると黄疸が出るのかについて説明していきます。

 

そもそも黄疸って何?

黄疸というのは、血液中に含まれるビリルビンという黄色の色素が何らかの理由で異常に増えることで皮膚や白目に沈着することによって起こります。
ビリルビンには神経性の毒素があり黄疸が出ると強い痒みを生じることもあります。
このビリルビンが増えすぎると脳にまで達し核黄疸という脳障害を起こす原因となってしまうこともあります。

このビリルビンがなぜ体の中にあるのかというと、ビリルビンは血液中の赤血球が寿命を終えるなどして分解した時に出る老廃物だからです。
通常は老廃物であるビリルビンは肝臓で処理され、胆汁という油分を消化する消化液の一部となって胆管という管を通って体外へ排出されていきます。
こうしてビリルビンの血液中の量が増えすぎる事がなく普段は黄疸がでないのです。

しかし、この一連のサイクルが何らかの病気で妨げられると、ビリルビンが体外へ出ることができずに黄疸の原因となります。
つまり、血液中のビリルビンが異常に増えると黄疸が出ると言えます。

 

黄疸の症状は既に病気になっている箇所が出ていることを表しており、病気の予知ではありません。
早く病院で病気を特定してもらわなければなりません。
黄疸というのは特定の病気で発症するものではなく、いくつかの理由で発症するものです。
そこで病院ではまず血液検査をすることで何の病気で黄疸が出ているのかを特定します。

 

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どんな病気が黄疸を引き起こすの?

何らかの病気があると、黄疸を引き起こすと前述しました。黄疸を引き起こす病気になる場所が3か所あります。

肝臓

肝臓が炎症を起こしたりビリルビンが混ざった胆汁を流す管胆管に結石や腫瘍ができるなどして狭くなる、または詰まってしまうとビリルビンが体外へ排出されずに血液中へ逆流します。
それによって血液中のビリルビンが異常に増えて黄疸の原因となります。

新生児に見られる黄疸の原因のほとんどがこの肝臓の働きがまだ未成熟のために起こるものであり自然に治まります。
ただし、一部胆道閉鎖症という病気であった場合は早期に発見しないと核黄疸になってしまうので生後一か月経過しても黄疸が消えない場合は医師に胆道閉鎖症の疑いはないのかと必ず聞くようにしましょう。

膵臓

膵頭部癌である場合、癌が大きくなると膵管からはみ出し胆管を狭くする、または塞ぐ事で胆汁の流れが妨げられます。
胆管と膵液を運ぶ膵管は途中で繋がっているので膵管から癌がはみ出すと胆管を塞ぐことになります。

それによって、ビリルビンが体外へ排出されなくなり血液中のビリルビンが異常に増えて黄疸の原因となります。

血液

血液中の赤血球が寿命を終えた時にできる老廃物の一つがビリルビンです。
何らかの理由で赤血球が異物とみなされ大量に破壊されることを溶血と言います。
溶血によって赤血球が大量に破壊されるとビリルビンが大量に破壊されることになります。
これによって、血液中のビリルビンが異常に増えて黄疸の原因となります。

 

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おわりに

黄疸がでるのにはいくつかの理由があるということが分かりました。
肝臓は沈黙の臓器と言われるように自覚症状がほとんどないので、この黄疸を見逃さないことが早期発見の手掛かりとなります。
すい臓でも腹痛や背中の痛みがありますが、すい臓に限らず出る症状ですし、溶血に関しても溶血性貧血と言われる貧血の症状が出ますが、これも溶血だけとは限らないので、やはり黄疸が判断の決めてとなります。

黄疸が出るのは血液中のビリルビンが異常に増える為ですが、ビリルビンが増えるきっかけはそれぞれ違います。
どのきっかけでビリルビンが増えたのかを知る為に血液検査をします。
血液検査の数値を見る事でどの場所が原因で黄疸を引き起こしているのか判断できます。

黄疸が出ると病気になるのではなく病気になっているから黄疸が出ると理解しておいた方が良いでしょう。
なので、黄疸が出たらすぐに医師に受診してくださいね。

 

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