基本

黄疸の検査でわかること!肝疾患を早期発見できる2つの検査

更新日:

黄疸が出ると肝臓が悪くなっていると言われています。
では、診察は黄疸が出てから受ければ良いのでしょうか?

多くの人は黄疸が出てから病気が始まるという風に勘違いをされているようです。
実は黄疸が出る頃にはすでに病状はかなり進んでいるのです。
肝臓は体の毒素を解毒するなど体全体を守る役割を持っている大切な臓器の一つです。
肝硬変や肝臓がんの発見が遅れれば治療は難しくなります。

では、これらの病気を黄疸が出る前に発見できる検査はあるのでしょうか?

 

黄疸はどのようにして出るのか

肝臓には毒素を解毒する役割があると前述しました。
肝臓に何らかの障害があり、ビリルビンという毒素を解毒し、体外へ排出できなくなると体の中にたまったビリルビンは血液に乗って体中を巡り、皮膚や白目に沈着してしまいます。
この状態を「黄疸」といいます。
ビリルビンには黄色の色素がありますので、黄色くみえるのです。

つまり、黄疸が肝臓の病気を引き起こすのではなく、肝臓の病気が黄疸を引き起こしているということですね。
皮膚に沈着するほどにビリルビンが溜まるということは、それだけの期間、肝臓がうまく動いていなかったという証拠なのです。

 

スポンサーリンク

 

病気の早期発見のために普段からできる検査

普段から受ける事のできる健康診断でも肝臓の病気を発見することができます。
それは、「尿検査」と「血液検査」
です。

尿検査では尿の中のビリルビンの値を調べることで肝臓の疾患があるかを判断できます。
黄疸が出るのは血液中のビリルビンが増えるためです。
この為に腎臓が血液から受け取るビリルビンの量も増え、尿に含まれるビリルビンが増えるのです。
急性肝炎では特に、黄疸が出る前から尿の中のビリルビンが増える方が早いので、定期的に検査することで異常を早期に発見することができます。
血液検査をすることで、血液中にビリルビンが増えていれば即座にわかります。
血液検査の結果から病気の種類をある程度まで絞ることもできます。

 

間接ビリルビンの値で分かること

肝臓で処理する前のビリルビンを「間接ビリルビン」と呼びます。

この間接ビリルビンが増えるということは、肝臓自体の機能が弱まっているか、肝臓の機能は正常でも肝臓の機能を上回る程大量のビリルビンが生み出されていると予想されます。
間接ビリルビンが高い場合に予想される病気には、溶血性貧血、肺梗塞、敗血症などがあります。

 

直接ビリルビンの値で分かること

肝臓で処理された後のビリルビンを「直接ビリルビン」と呼びます。

この値が高いということは、肝臓自体はうまく機能しているが、直接ビリルビンが体外へ排出されるまでの工程に何らかの障害があると予想されます。

直接ビリルビンが高い場合に予想される病気には、胆管結石、胆道癌などがあります。

おわりに

黄疸とは肝臓の病気がかなり進んでしまった場合にでる症状だとわかりました。

どんな病気でも早期に発見できることが何より大切です。
今回紹介した2つの検査方法はいずれも病院での健康診断でほぼ受けることになる検査です。

年に一度でも健康診断を受けてビリルビンの値をよく観察してみましょう。
隠れている病気を発見できるかもしれまんよ?

 

-基本

Copyright© 黄疸Labo , 2018 All Rights Reserved.