治療法

黄疸が出た人を看護!ケース別のサポート方法とは?

更新日:

黄疸が出るとさまざまな症状が出ます。それは時に耐えがたく、患者さんの気持ちを落ち込ませ苦しませることになります。苦痛を和らげ、治療に専念できるように、傍にいる私たちにできることはあるのでしょうか?

 

黄疸の症状とは?

黄疸が出ると様々な症状が出ます。
全身倦怠感・食欲不振・悪心・嘔吐・腹部膨満感・発熱・掻痒感
いずれも辛く苦しいものです。看護している者としてこれらの症状を緩和してあげる方法を知っておくことが大切です。

 

看護の方法は?

黄疸が出ている時は肝臓の細胞がダメージを負っている状態ですので、まずは安静にし、横になることが基本とされています。これは、横になることで肝臓に血流を増加させ肝細胞の再生を促すためです。

 

スポンサーリンク

 

食事の看護はどうすればいい?

肝細胞を再生させるためには食事も大切なのですが、食欲不振や嘔吐感が強い場合にはできるだけ消化の良いものを食べさせてあげるようにしてください。肝臓の再生を手助けするような高タンパクな牛肉、卵、大豆といったものや、ビタミン、ミネラルを含む海藻、野菜類が効果的です。医師と相談し、朝・昼・夕とバランスの良い食事をできるようにしましょう。
便秘にも注意が必要です。便秘になると腸内にいるビリルビンが長く滞在することになり、腸から再吸収される量が増えてしまうからです。黄疸を治すということはビリルビンをため過ぎないということですので、便秘の予防のためにも食物繊維を多く含んだ食物を摂取すると良いでしょう。

 

黄疸で痒みが出ている時の看護は?

黄疸の痒みは相当強く、皮膚の下から痒くなるような不快な痒みです。この痒みの為に不眠になったりする人もいます。黄疸による痒みには有効な薬がないと言われています。
肌を清潔にする、肌の保湿、衣服をゆったりとしたものを選ぶなど皮膚に刺激を与えないようにしてあげてください。
また、痒みに我慢ができない時は、掻かずに叩くようにしてください。掻いて皮膚を傷つけると更に痒みが増す他、感染症を起こす場合もあります。できるだけ傷がつかないように爪を切ってあげるのも良いでしょう。

 

スポンサーリンク

 

精神的に弱ってしまった時の看護は?

黄疸の症状は辛く、黄色っぽくなってしまった顔や目に落ち込んでしまう人も少なくありません。患者さんの気持ちが楽になるようにできるだけ症状を和らげてあげる、悩みや話を聞いてあげるなど心のケアも大切です。

 

その他に見るべきところは?

黄疸の範囲が広まっていないか、便の色が白っぽくなっていないかと外から見えるものでは以上のものがあります。
黄疸の範囲が広がっているということは、肝臓のダメージが更に大きくなってきているということ。便の色が白っぽくなっているということは、肝臓から伸びる消化液などを流す管「胆管」が詰まってしまっているということです。
いずれも変化があればすぐに医師に相談しましょう。

 

おわりに

黄疸の症状は非常に辛く、鬱のようになってしまう方も少なくありません。患者さんのメンタル面のケアもとても大切です。医師とよく話をして患者さんが持っている不安を取り除いていけるようにしましょう。何故黄疸が出るのか、何故こういう食事をするのか、どうしたら黄疸が治るのかといった事をお互いに理解し、協力しあえることができれば黄疸を乗り越えることもできるでしょう。

 

 

-治療法

Copyright© 黄疸Labo , 2018 All Rights Reserved.